つーか旅なんてしてる暇も金もねーし。文芸部が終わったと思ったら、サブカル研のサンクリで出す本の締め切りに追われる始末。
バイトも地味にハードだし、ゆっくりしてぇな。
そんな中、久し振りにモンハンをやったのだ。
しかも久し振りのパーティープレイ。つーかオフ会なんだけどね。
クリムゾンブロスでGバルカン倒したりもしたけど、それはまぁ別のお話。
そのオフ会の主催者ってのが、勤めてた会社を辞めて日本一周の旅に出ている人なのだ。
日本の隅々を見て回る傍ら、mixiで声をかけたご当地のハンターと狩りをすると言う行動力のある人だった。
それに参加したのである。いやー面白かった。激昂ラージャン二体を五分針で討伐したりもしたけれど、それはまた別のお話。
狩りも終わり、俺とその人を含めた集まった四人で写真を撮りましょうと言う事になった。
俺以外の二人もこれまた気の良い兄ちゃん達であっという間に仲良くなったもんだから、誘われるままにホイホイ主催者のその人の車へ。
駐車場で写真を撮った後、車を見る。
なんつーか、旅って楽しいんだろうなぁ。
荷台に乗っかった山盛りの生活用品、窓に飾ってある「日本一周中」の旗、旅の先々で貰った差し入れの数々。
テレビをつけりゃ暗いニュース、大学に行けばテストに追われ、バイトをすれば仕事を覚えるので一杯一杯。
けれどその車には、確かに善意とロマンが詰まっていたね。言い過ぎでも何でもなく。
二十代前半、しかもこの不景気の中。思い切って会社をやめてまでする事じゃない……と言う人もいるかもしれない。
けれどそれで得られる物は、きっと家と会社の往復じゃ見つからない物を見つけられると思う。
それは他人からすれば馬鹿げた物でも、本人にしてみれば掛け替えの無い大切な物なのだ、きっと。
そんなこんなで、俺は良い気分で帰宅した。
時刻は11時半、とうに家族は寝ているかと思ったら、何故か電気が点いている。
おや随分遅くまで起きてるんだな、と思ったら。
「もうこんな家出てってやるし!」
妹と親父が怒鳴りあっていた。話を聞くに、どうやらまた男絡み。
もういいよ、旅でも家出でもなんでも良いから出てっておくれ。
感動がぶち壊し、とはこの事。
お後がよろしいようで……。
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久々に和む話だなぁ。最近自分も含めて周りが殺伐としてるから、こういう話を聞くと落ち着く。
そして話の最後にしっかりオチをつけるところがバーボンらしくて、いとつきづきし。
でも良く考えると好きに旅出来るのも学生の内だけかもな
しかし金が手に入ってもそれを旅に使おうと思える人はなかなかいないもんだよな.
旅行に使うやつならいくらでもいるが.
俺も全国各地見てまわりたいなー.
若者の特権は行動力、ってな
殺伐と、ねぇ……。忙しくても心は亡くしたく無い物だね
>颯
まぁ、この人も会社を辞めるってリスクを背負ったわけだしなぁ
夏とか、一人旅してみたいねぇ。そんな暇も金も無いけど
>
そうね、金の使い道として旅が優先になる人は少なそうだ
でもだからこそ、他の人とは違う自分だけの見聞を掴めるんじゃないのかな