ついに今年もやって来てしまったね、この季節が。
眠りについていた蟲達が、活動を始める――。
っつーわけで、長らく姿を見ていなかった虫を見かけるようになってしまった。
カナブンとかハエとか、はてはムシキングの異名を持つGまで。
数は揃っていませんが、どこからか迷い込んできた彼奴らを見る度にバルサンの開発者を拝み倒したくなる。
怖くて怖くてしょうがなくて、寝る時は殺虫剤と竹刀を枕元に置かないと寝れない。
もう何度もこの季節に書いているように、俺は筋金入りの虫嫌いだ。
大きさ、形、害虫・益虫関係無しに虫と言うカテゴリに属するあらゆる有機生命体を全否定している。
特に理由なんて無い。いつからこうも拒絶するようになったかも覚えていない。ただただ生理的嫌悪で一杯なのだ。
でも家の中で蜘蛛を見かけた時だけは、なるべく努力して部屋の外に出すようにしている。奴等はGを駆除してくれるし。
もちろん、虫を模ったおもちゃなんぞもダメだ。
中学の時、友人にガムパッチン(ガムと見せかけて引き出すと指を挟まれるアレ。わかるだろ?)を仕掛けられたのだが、それがただのガムパッチンじゃないからいけなかった。
そのガムパッチン、指を挟む代わりにGを模ったゴム人形が飛び出てくるようになっていたのだ。
そんな事を知りもしない中学生の俺は、「ガムやるよ^^」と笑いながら近づいてきた友人を疑う事もしなかった。今ならわかる。その笑い顔がこの上ない邪悪なニヤニヤ顔だったと言う事が。
サンキューと言って笑いながらガムを引き出す俺。が、次の瞬間。俺の親指の上には、どこからともなく現れた黒い悪魔。
「うわわあィォア!」とか言って飛び下がる俺。笑い転がるクラスメイト一同。パッチンのせいでしっかりと指に固定されたG(の模型、ガムのケース付き)。
俺は酷く焦っていた。これで慌てなくてどうしろと言うのだ。
大学生になった今でも、部屋に虫が出たら廊下に転がり出て親父に助けを求める程の虫嫌いなのだ、俺は。情けないと思うなら自由に笑うが良い。苦手な物はどうしようもないのだ。
ちなみに、その度に親父は「Gは噛まないし毒も無いから大丈夫だって^^」と笑うが、そういう問題じゃない。
話は戻って中学時代。指にGをくっつけた俺は、混乱の余り判断がつかなくなっていた。空いていた左手で思い切ってGを掴み、窓の外へ投げ捨てたのだった。
三階の教室からGは放物線を描いて落下した。途端に巻き起こるブーイング。俺は世の理不尽をあれほど痛感した事は無い。
クラスメイトにとってはただの遊び道具でも、俺に取っちゃ今でもたまに夢に出てくる程のトラウマだったのだ。
たまに昔やった行いを思い出して情けなかったり申し訳ない気分になったりする事があるが、何度思い返してもこのGの件だけは俺に非は無かったと思える。
そんな俺だから、こないだ部屋でカナブンを見かけた時は酷く動転した。
印刷した新入生号を読んでいたら、本棚の辺りをブンブンと飛んでいたのだ。慌てて新入生号を放り投げ、大声で親父を呼んだ。
無事に駆除された後も部屋のどこかに第二陣がいるような気がして気が気ではなく、翌日熱を出したのは言うまでもない。
【日記の最新記事】


つぶしたわけではないので手の中で暴れるG。
ちょっと気持ち悪かったけど何とか駆除できたお!
通称:巣立ちの日
冬を越したアリが一斉に空に向かって飛び立つんです…
多分三桁後半は余裕でいる
誰だよゴキパッチンなんか学校に持ってきたやつww
ひどい奴だなそいつはw
それとティッシュでだろうと何だろうとG掴むのはありえねぇよ案山子君。
虫は俺も嫌いだな、もう嫌としか言えない
もう怖くてお前の家に行けねぇ
>おぼろ
俺がそれを見たら卒倒する自信があるぜ
>コマンド
俺にとっちゃ笑い事じゃねーんだけどなw
いちいち寿命が縮む
>yim
しかもその持ち主が俺にずっと「取って来いよ」と言い続けてたからなw
いやーホント誰だろうねぇ
>粗茶
クモ様様だわね
うちは犬が虫を食ってるのを見たが……
>shira-die
虫が好きって言う奴の神経を疑うぜ俺は